エラーを未然に防ぐ

欠陥セクタ情報の操作

データの保護・回復

• セクタ単位の読み書きは、フォルダ構造が破壊されたメディア内のデータを
  読み書きできます。読み出せなくなったセクタに対し、何度も繰り返し読み出しを
  試みることで、まれに読み出せる場合があります。また、重要なFAT情報があるLBA0を
  指定して読み出し、ファイルにして保存しておけば、フォルダ構造が破壊されても
  データを読み出せる確率が高くなります。
• セクタ単位の読み出し検査は、通常より厳しい条件でテストを行います。
  この操作でエラーが出た場合、バックアップを作成すべきです。また、エラーが起きた
  セクタを確定できるので、バックアップ後にそのセクタを使わないよう不良セクタ登録を行い、
  論理フォーマットを行うとよいでしょう。

メディアの回復

• 物理フォーマットによるメディア内容の完全消去は、メディアに記録されたすべての情報を
  初期化できます。この作業で、不良セクタ情報が飽和して使えなくなったMOメディアを
  回復することができるときがあります。記録されているデータはすべて消去されます。

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