その他のコマンド

'Utility 0'と'Utility 1'の、その他の機能です。
'トグル動作'とは、'実行する度にON/OFFが切り替わる'という意味です。

Utility 0:
- Eject The Media メディアの排出 (機種によってはトグル動作) ANSI 8.2.17
- Inform Vendor メディア製造メーカー名の確認 (M2513専用)
- Inform Size メディア容量の確認ANSI 8.2.7
_
Utility 1:
- Spindle-motor ON/OFF モーター回転のON/OFF (トグル動作)ANSI 8.2.17
- Prevent/Allow イジェクションボタンの有効/無効の切り替え (トグル動作) ANSI 8.2.4
- Log Sense ドライブが保持している統計データの読み込み
(機種によって内容が違います)
ANSI 7.2.7
- Read Buffer バッファ内容を読み込んで表示 (MODE0固定)ANSI 7.2.12
- Read TOC CD-ROMの目次情報の表示
データトラックをダブルクリックするとディレクトリを表示します。
音楽トラックのときは音楽を再生します。


CD-ROM TOC

任意のSCSIコマンドを発行する

'SCSI Command Maker'の画面から、任意のSCSIコマンドを発行できます。
よく使うSCSIコマンドを8個まで登録できます。

操作方法:
  1. 'Exec Command'を選択し、番号を選びます。
    既登録の番号を選べば、'Exec'ボタンですぐにコマンドを発行できます。
    それ以外の場合、とりあえず未登録の番号を選び、'Command Maker...'ボタンを押します
  2. 'Command Maker'画面の操作は、次のようなものです。

    CDB06/10/12
    00-0B
    Exec
    Register...
    Use Additional Data


    Send/Return Buf

    コマンド長を選択します。
    CDB06-12に対応した、SCSIコマンドデータバイト(CDB)です。
    SCSIコマンド(+追加データ)を送出します。
    入力中のコマンドを登録します。
    DATA in PHASEで送出する追加データを使用するとき、チェックを入れます
    チェックを入れると、HEXデータ欄に入力できるようになります。
    この欄でも、右クリックメニューによる読込/保存/印刷/カット&ペーストが使えます。 HEXデータ欄は、戻り値の確認にも使います。'Send/Return Buf'ボタンを使い。
    トグル動作で切り替えます。'Send Buf'のとき送出値、'Return Buf'のとき戻り値です。


SCSI Command Maker


SCSI Commandの登録

Tips:

  1. コマンド登録画面のName欄の入力内容は、前画面'Exec Command'の登録コマンド名に使われます。
    Comment欄の内容は、前画面で選択したとき、説明欄に表示されます。
  2. コマンド関係の情報はレジストリではなく'scsitool.ini'に保存されます。
    データは'SCSITOOL.EXE'を起動したディレクトリに保存されます。

ご意見、お問い合わせは yrj01643@nifty.or.jp まで

SCSITool 日本語版 ヘルプに戻る | FOOL's Home Pageに戻る