ドライブ設定の表示/変更
'Utility 1'->'Mode Sense'と'Mode Select'について紹介します。
ドライブ設定を表示したり、変更する機能です。
設定値の変更 (Mode Select)
Mode Selectによる設定値の不用意な変更は、
ドライブやメディアに重大な
ダメージを与える場合があります。
変更した結果を事前に予想できるだけの
知識のないときは、使用しないでください。
'Set'ボタンで任意の値に変更、'Default'ボタンで、初期値に戻すことができます。
設定の変更に対応しているのは
'Page 01h R/W Recovery'と'Page 08h Caching control'のみです。
各種Page Formatについては
資料
を参照してみてください。
'Utility 1'->'Mode Select'->'Page 01h R/W Recovery'
欠陥セクタの自動置換のON/OFF、エラー訂正機能のON/OFF、リトライ回数など
の項目を設定できます。読み出せないファイルがあるとき、これらの値を変更して
試すことができます。
'Utility 1'->'Mode Select'->'Page 08h R/W Caching control'
リード/ライトキャッシュのON/OFFを設定できます。OSとの相性によって、
キャッシュをOFFにすることで書込み動作が安定するMOドライブなどがあります。
設定値の表示 (Mode Sense)
'Inform Default Value'をチェックすると初期値を表示します。
通常は現在値を表示します。
'Utility 1'->'Mode Sense'->'Page 02h Disconnect'
'Utility 1'->'Mode Sense'->'Page 20h Format mode'
'Utility 1'->'Mode Sense'->'Page 3Fh Get all pages'
選択中のドライブがサポートしているページ一覧を表示します。
Vendor UniqueのPage 0は、SCSI-2規格によるPage Formatの規定がありません。
そのため、SCSI機器によってはPage Formatを持たないものがあります。
そのとき、このPage 3FhやPage 29hを、'Write時のVerify-OFF'のコマンドと
していることが多いようです。
ご意見、お問い合わせは
yrj01643@nifty.or.jp
まで
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