菊池さんでない人は出ていってください
本当はSoundFont関連の情報を掲載するつもりでした
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1.SoundBlaster Live!のAPS化
もうご存じかと思いますが,Live!をAPSとして使う方法をご紹介します.
現在('00/07/11)次のような組み合わせです.
- Creative Sound Blaster Live!のFull/Valueのいずれか
(Full=Platinum/Digital Audio/X-Gamer/Pro/無印)
- EMU APSドライバ 1.5
- APSドライバを改造するパッチ
- APSの取説 (英語)
- ドライバのインストール方法
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EMU 10K1 ピンレイアウト
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EMU APS,Creative SoundBlaster Live!の両方とも同じEMU 10K1チップを搭載しています.世界中の好事家による解析の結果,
APSのほぼすべての機能がLive!でも使えることが判りました.
Live!をAPS化するメリットは次のようなものです.
- APSのDSPエフェクトがすべて使える(Live!より強力).
- Cubase VSTでASIOドライバを選択できる.Latencyは30ms程度(48KHz;運が良ければ).
- Live!を2枚挿しして,APSx2として使うことができる
- APSより安い
- また,Live!のハードウェアに工作を加えることで,APS相当の4アナログ入力,8アナログ出力が可能.
- なお,Live!のS/P-DIF入力は外部(デジタルIN)と内部基盤(デジタルCD IN)にそれぞれ1系統で,あわせて入力4ch.
- ドライバを入れ替えるだけで,APS又はLive!のどちらにも切り替えて使うことができる.ドライバの交換はいつでも簡単に行える.
APS化するときの注意事項は次のようなものです.
- 8パラアウト化には相当な工作が必要.部品代もかかりそう.あまり現実的でない.(改造せずそのまま使いましょう).
- Live!はAPSよりD/A段のS/Nが低いので,アナログアウトは実質使えない.デジタルアウトから外部デジタルミキサーに入れるのが吉.一方,アナログ録音時のA/D段(LINE IN)のS/Nは80dB程度あり十分使える.
APS/Live!共通の注意事項は次のようなものです.
- S/P-DIF端子は,44.1/48KHzとも,1:1デジタル入出力は出来ない.CD/DAの完全デジタルコピーなどには使えない.
- 内部48KHz処理なので,44.1KHzでの使用はほぼ無理.44.1KHzでは音が歪むうえCubase VSTでの速度が低下する.原因は内蔵サンプリングレートコンバータの性能が低いため (詳細は未確認).
- また,内蔵デジタルミキサーの性能にも問題あり (詳細は未確認).
- よって楽曲の録音・編集には向かない.廉価な高性能サンプラーとして使用するのがベスト.
詳細は次のリンクを参照ください.
2.SoundBlaster Live!について
小さな話題をご紹介します.
- APS2.0ドライバは,APSだけでなくLive!系でも正式に使えるようになる...という噂が流れています
- 2000年夏以降に,Live!がモデルチェンジされ,APS化工作が出来ないものになる...という噂が流れています
- Live!でSoundFont読み込みの32MB制限を取り外せるとのことですが...!?
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