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1 ヒノキひも


2 ヒノキひもの作り方

削る1 削る2
削る3 削る4

動画1 動画2 動画 3 動画4


しごく1 しごく2



たばねる1 たばねる2
たば1 たば2

動画5 動画6 動画7 動画8


ヒノキ削り・体験/動画データ


2 材料のヒノキについて


3 ヒノキひも作りの苦労と工夫

(1)苦労

(2)工夫・・・鉋(かんな)の秘密

ヒノキひも作り用の鉋(かんな):左&中,大工さんが使う鉋(かんな):右
かんな1 かんな2 かんな3

4 ヒノキひもの良さ・・・環境問題と関連して

1学期,「ひも」についてホームぺージを調べていると,「野鳥を守る会」のページを見つけました。そのページのはじめに「何気なく捨てられた釣り糸やビニール紐,タコ糸などがからまって,傷ついたり死んだりする野鳥が絶えません。」と書いていました。

くちばしに絡むおもりの写真/釣り糸に絞められて脚を失った写真
とり1 とり2

環境にやさしい「紙ひも」というのがありました。説明には,「完全リサイクル古紙100%使用新聞紙梱(こんぽう)包用」とありました。つまり,紙を利用したひもですが,新聞紙や雑誌などをとかして作り直した古紙(こし)を使っているようです。これだと,紙を作るために木を切らずにすむのでいいなあと思いました。また,ビニルひものようにすべらないので,読み終わった新聞をくくるのに便利そうです。そして,ひもも紙でできているのでゴミとして出すときそのままリサイクルできます。最近は,環境問題が大切だなと思いました。


富貴には,下の写真にあるように「薄板」(うすいた)があります。この薄板もビニル製品に押されて売り上げが落ち込んでいましたが,最近,環境問題が注目されきてたので,売り上げが伸びてきているそうです。ヒノキひもは,おまんじゅうやお肉を薄板で包んだとき,結ぶのに使われます。だから,薄板が再び注目されているので,ヒノキひもも同じだろうなと思っていました。しかし,ヒノキひもの売り上げは,だんだん減ってきているそうです。予想外の結果だったのでびっくりしました。

ヒノキひもの材料も少なくなり,ヒノキを削るのも体力的にきついけれど,この仕事をがんばって続けているのは,すごいと思いました。 ヒノキひもの存在がだんだん薄らいできています。このままヒノキひもがなくなるのは,やはり悲しいことです。私たちは,この調べ学習でヒノキひものいいところをたくさん知ったので,もっと多くの人に知ってもらい,薄板のように評判が上がってきたらうれしいです。 ヒノキひものいいところは,環境を守ってくれるところです。ヒノキひもを燃やしても有害な物は出ません。もし,ヒノキひもがなくなると,輪ゴムやビニルひもが多くなって環境をこわしてしまいます。 これからヒノキひもを守っていくには,次の2つが必要だと思いました。 ひとつは,材料のヒノキなどをふやすためにもゴミなどの環境問題に目を向けることと,山や道などにゴミをたくさん捨てているけれど,これからは捨てないようにしたりゴミを拾ったりすることです。 もうひとつは,若い人にヒノキひも作りの技術を伝えていくことが大切だと思います。そして,後継者を増やしていきたいです。


富貴にある伝統的手作り工業製品に,薄板(うすいた)があります。原料は,赤松と黒松です。それ以外は,使えません。なぜかというとほかの木には,ふしがたくさんバラバラに関係なくあるので使えません。でも,松の木には,ふしがある所が決まっているのでそこだけを切りおとせるのでとても便利です。次に使われ方を説明します。昔,うす板でおにぎりを包んでいたそうです。今は,肉やなっとうを包んでいます。それにおまんじゅうの底にしかれています。 下の写真が例です。

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